日本と海外における認識の違い

日本と海外ではエンジニアに対する考え方が異なっています。日本にあるIT系の企業では、未経験者でも採用してもらえる可能性があります。理系でも文系でも関係なく、エンジニアの仕事が行えるのも特徴的な部分です。未経験者も採用する可能性があることで、エンジニアの仕事に関する教育プログラムが作られています。
対して海外では、子どもの頃からプログラミングに関する教育を行われているケースも多いでしょう。海外では新卒のエンジニアとして働く人の多くが、専門知識や基礎的な技術を身に付けています。日本と海外では新卒のレベルが違うため、初任給の金額も異なっています。
日本と海外では、エンジニアとしての働き方に対しても認識が異なります。日本では1つの企業に就職すれば、その企業内での昇進や部署の異動が行われます。対して海外の企業は基本的に部署の異動がありません。役職や業務ごとにエンジニアを採用するというスタイルであるため、自分のレベルが上がった場合には、退職して別の会社を探す人も珍しくないでしょう。
日本の場合は、職を失った場合や、職場に対する不満があった場合に転職を行うケースが多いですが、海外の場合はエンジニアとしてのステップアップを図るために、転職を繰り返しているケースが多くなっています。
日本で働いている人がキャリアアップを目的とした転職を行う場合には、フリーランスになる可能性が高いでしょう。フリーランスになれば、自由な働き方ができて、高収入が狙えるというのが理由として挙げられます。